徒然日記

感想等、その他諸々をごった煮でまとめます

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

久しぶりにブログで感想をまとめていきます。
今回は、クリストファー・マッカリーが脚本・監督を務めた「ミッション:インポッシブル(以降、MIP)/デッドレコニング PART ONE」。

あらすじ

伝説のスパイ、イーサン・ハントは人類を脅かすAI新兵器を利用されるのを阻止するように命じられ、CIAの極秘組織・IMFの仲間たちとともに、不可能といわれるそのミッションに挑む。

以降、一部ネタバレが含まれます。

問題点はイルサの死

主人公のイーサンにはすでに奥さん役がいるので、イルサとの恋は実らないというのは元々わかっていたこと。
なので、脚本家の人が、イルサとの関係に幕引きしておかないといけないと、インタビュー記事で発言していたのも理解できる。

ただ、イルサの死が犬死ににしか思えなくて。。。
前作、前々作で大活躍したヒロインを、あんなに呆気なく死なせていいのかなと。
もうイルサはチームの一員で、ルパン三世峰不二子的ポジションを確立していたわけで。
せめて007のダニエルクレイグのような、もっと哀愁ただよう別れを演出してほしかった。

オリエント急行の場面

今回はオリエント急行を使ったアクションは、長かった。。。
アクションシーンだけでなく、ヒロインが扮装して大立ち回りする場面もあり、ずっと緊張しまくりです。

ヒロインが扮装して入れ替わる場面は、多分アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」のオマージュですね。
読んだことなかったけど、「オリエント急行殺人事件」のオチを聞いてとても納得。
一方で、それぞれの登場人物の思惑とか、新しいヒロイン役の半生とか心情風景とか、そういったものがよくわからなくて、感情移入ができなかった。
日本映画とハリウッド映画の演出の違いなのかもしれないが。

また、トムクルーズオリエント急行のアクションシーンは、昔の映画をみているようなベタなものが多かったなぁ。。。

最後に

以上、感想、にもなっていないポエムな文章でした。
正直に書きましたが、映画自体はとてもよい映画です。MIPファンやアクション映画の好きな人はおすすめです。
ただ今回の作品だけ違和感というか、もやもや感を感じるかもしれません。
続きの次回作に期待しています。